富士山・登山ツアー トップ > 富士登山の基礎知識
初めての富士登山では分からない事がたくさんあるものです。
ここでは、富士登山の基本的な知識をご紹介しています。富士登山のご計画にお役立て下さい。
富士山はどこにある?
富士山は山梨県と静岡県にあります。富士山には静岡県に3つの登山口(富士宮口、御殿場口、須走登山口)があり、山梨県に河口湖・吉田口登山口があります。4つの登山口のうち、最も登山者が多いのが河口湖・吉田口登山道です。山小屋が沢山ありますので、いつでも食料や水分の補給ができ、トイレも沢山あります。また、五合目以上であればどこにいてもご来光(朝日)を見ることができるのが人気の秘密です。ごうりきのツアーでは山梨県側の河口湖・吉田口から登ります。詳しくは交通アクセスをご覧ください。
富士登山の時期は?
富士登山は7月~9月中旬に登るのが通常です。それ以外の時期は残雪や降雪によって冬山となってしまいます。
2012年のごうりきのツアーは7月3日~8月29日出発の日程となります。
期間中の気象や混雑状況につきましては、下記の表をご参考ください。
| 天候 | 梅雨時期です。この頃の雲は低く垂れこめ下界は雨が降っていても、山頂は天気がよいことが多くあります。 |
|---|---|
| 登山道 | 登山道は比較的空いています。快適に登山できます。7月初旬は残雪の状況により、お鉢めぐりができない事もあります。 |
| 山小屋 | 山小屋も比較的空いており、快適に過ごすことができます。山小屋が24時間で開いていますので、途中の食料や飲み物の買い足しや休憩ができます。 |
| 頂上神社 | 頂上の神社は、例年7月10日より開社予定です。 |
| 頂上郵便局 | 頂上の郵便局は、例年7月10日より開局予定です。 |
| 備考 | 海の日の三連休は、富士登山の混雑のピークとなります。 7月14日0:00~16日24:00の3日間マイカー規制があります。 上旬は、寒さ対策が必要となります。充分な装備を準備しましょう。 |
| 天候 | 富士山では例年7月20日頃に梅雨明けします。梅雨明けは年によって変わりますが、梅雨明けが遅い年は8月に入って梅雨明けする事もあります。梅雨が明けると、天候が安定します。雷が発生しやすい時期です。 |
|---|---|
| 登山道 | 連休や週末、夜間登山でなければ、登山道の混雑もそれほどではないでしょう。 頂上でご来光(朝日)を見る方で夜間から明け方は、登山道が大混雑し渋滞し動かないこともあります。 連休や週末の登山道は大混雑します。 |
| 山小屋 | 山小屋も連休、週末とお盆休みは大混雑します。山小屋が24時間で開いていますので、途中の食料や飲み物の買い足しや休憩ができます。 |
| 頂上神社 | 頂上の神社は開社しています。 |
| 頂上郵便局 | 頂上の郵便局も開局しています。 |
| 備考 | 天候が安定するため、例年多くの登山者が集中し大変混雑します。 連休や週末と、お盆休みは大混雑となります。 五合目の駐車場が大混雑します。 |
| 天候 | 台風の動きに注意すれば、天候は比較的安定しています。 |
|---|---|
| 登山道 | 平日や日中であれば、登山道の混雑もそれほどではないでしょう。 週末は、頂上でご来光(朝日)を見る方で、夜間から明け方登山道が大混雑し渋滞します。 |
| 山小屋 | 平日の山小屋は、比較的空いており快適に過ごすことができます。 山小屋が24時間で開いていますので、途中の食料や飲み物の買い足しや休憩ができます。 |
| 頂上神社 | 2010年の場合、富士山本宮浅間神社奥宮は8月30日で閉社でした。 久須志(くすし)神社は開社しています。 |
| 頂上郵便局 | 例年8月20日頃まで開局します。 |
| 備考 | 週末は混雑のピークとなります。 2012年もマイカー規制が予定されています。8月4日0:00~15日24:00までの12日間です。 五合目の駐車場が大混雑します。 |
| 天候 | 空気も澄んで、眺望がよくなってきます。 日中の登山ならば寒さをしのげ、頂上への登山も楽しむことができます。 天候が悪ければ、日中でも寒いでしょう。充分な装備を準備しましょう。 |
|---|---|
| 登山道 | 登山道が空いています。快適に登山できます。 |
| 山小屋 | 9月の第1週末までは、山頂神社を含めほとんどの山小屋が開いています。 9月第2週目からは16件ある山小屋が徐々に閉鎖していきますので、登山の際には最新の情報収集が大切です。 |
| 頂上神社 | 久須志(くすし)神社は例年9月第1週位で閉鎖します。 |
| 頂上郵便局 | すでに閉局しています。 |
| 備考 | 下山道の公衆トイレは、例年9月第1週位で閉鎖します。今年は9月2日で閉鎖です。安全指導センターも9月2日で閉鎖です。 体力に自信のない方、低・高年齢でも、頂上にこだわらなければ、富士登山が楽しめます。最高・最低気温が低くなっていくため寒さ対策が必要となります。 充分な装備を準備しましょう。 |
誰でも簡単に登れる?
いいえ。決して簡単に登れる山ではありません。そこは日本でいちばん高い場所なのです。
五合目から登り始めても、登りで約8時間、下りで約4時間を歩く体力が必要です。空気も薄くなりますから高山病が発症する可能性もあります。
山頂はあくまで折り返し地点、ようやく半分です。本当に辛いのは下山だと言われています。ヒザに痛みが出たり、足がガクガクになったりと思わぬハプニングがあります。無理せず余力を残して山頂に立つような余裕が大切です。
安全に富士登山をするために、しっかりとした体調管理と事前運動は必要です。
私たち合力では、健康運動実践指導者が事前運動のアドバイスも致します。詳しくは安心のサポート・事前運動をご覧下さい
どんな服装で登るの?
富士山に限らず、山において軽装は非常に危険です。特に富士山は登山初心者が多く登る山で、ジーンズにビニールカッパなどの軽装で登る方が多く見受けられます。しかし、3,000mを超える山は下界とは別世界なのです。しっかりとした装備があってこそ、安全で快適な登山ができるのです。
詳しくは安心のサポート・装備アドバイスをご覧ください。
山小屋について

富士山の登頂を目指すなら、上手に山小屋を利用することです。
日帰りで山頂まで往復するには、相当な体力が必要である上、一気に高度を上げるため、高山病を発症しやすくなります。
合力ツアーでは、より安全に、快適に、確実に登頂をする為、全てのコースに山小屋宿泊を設定しています。
トイレについて

富士山のトイレは全て環境配慮型のバイオ式トイレです。山小屋の方々、関係者の方々の努力により、快適に利用できるようになりました。今年は新たに六合目にトイレが増設されます。管理維持の為、100円~200円のトイレ使用料のご負担にご協力下さい。
富士山の気象
富士山、そこは3000mを超える高所です。街では30℃を超える猛暑の中でも、山頂では10℃以下です。標高が1000m上がると気温は6℃下がります。また、風速1mで体感温度が1℃さがります。
夜明け前には0℃近くまで下がる事もあります。
しっかりとした防寒対策と情報収集が大切です。
高山病って?
標高が上がるにつれ、気圧も下がります。空気も薄くなっていく事も忘れてはいけません。体内の酸素が欠乏すると高山病と言われる様々な症状が現れます。
代表的なのは頭痛や吐き気、ひどくなると嘔吐を繰り返す事もあります。
合力のツアーでは、ガイドがゆっくりとしたペースで、高山病対策をしながら登ります。事前の準備と当日の対策が重要です。
水は貴重品
富士山に限らず、山の上では水は大変貴重です。
ですから山小屋でお風呂に入る事はできません。飲み水も山小屋で購入するか、自分で持って行きます。かといって、あまりたくさんの水を初めから持って行き、その重さでバテてしまっては本末転倒ということになります。また貴重とはいえ、水分補給をしないと体調を崩したり、高山病の誘引にもなったりします。たくさんある山小屋を上手に利用し、買い足しながら登るのが登頂の秘訣です。
お鉢めぐりって?
富士山頂の噴火口をぐるりと一周するのが「お鉢めぐり」です。
最高峰剣ヶ峰や山頂郵便局はお鉢めぐりの途中にあります。
一周約3kmの空中散歩は、富士登山の大きな楽しみのひとつでしょう。
しかし、そこは日本で一番空気の薄い場所。十分な体力と体力があって初めて楽しめるのです。無理せずペースを守って登る事により、お鉢めぐりを楽しみましょう。
ただし、強風や悪天候時には無理は禁物です。様々な条件が揃って初めてチャレンジできるのです。
条件によっては、必ずしもお鉢めぐりが出来る訳ではありませんが、グッドコンディションでお鉢めぐりができたら気分は最高でしょう! 「シャイニングコース」、「ロングステイコース」、「完全登頂コース」すべてのコースにてお楽しみ頂けます。
山頂の神社
富士山の頂上には2ヶ所に神社があります。吉田口・河口湖口登山道を登りきった頂上に「久須志(くすし)神社」があります。
この神社は、大名牟遅命(おおなむらのみこと)・少彦名命(ちくなひこなのみこと)を祀る富士山本宮浅間神社の奥宮末社です。
また、お鉢めぐりを行い約半周すると、「富士山本宮浅間神社奥宮」が鎮座しています。祭神は「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祀っています。「富士山本宮浅間神社奥宮」へのご参拝を希望の方は、「シャイニングコース」、「ロングステイコース」、「完全登頂コース」をお選びください。富士山頂上神社の御朱印は、このうえない記念になるでしょう。開社期間をご確認のうえお申込みください。
山頂郵便局
お鉢めぐりの途中で、山頂郵便局に立ち寄る事ができます。富士山に登った記念に山頂からハガキを出すのも良い思い出となるでしょう。実は自分宛てに出す登山者がとても多いのです。頑張った自分に「良くやったね!」なんてご褒美をあげるのも良いですね。
開設期間は7月10日~8月20日までの予定。但し、天候や積雪状況によって期間が短くなったり、開設しない場合もありますのでご注意ください。山頂郵便局は大変混み合いますので、あらかじめ山小屋などでハガキを書いておき、山頂では投函のみにする事をお勧めします。
もし、山頂郵便局に行けなくても、河口湖口の五合目にも郵便局がありますので安心です。こちらは登山シーズン中開局しています。「シャイニングコース」、「ロングステイコース」、「完全登頂コース」でお楽しみいただけます。
ゴミについて
昔、富士山は「ゴミの山」等と言われ、悲しい代名詞がありました。
現在ではゴミ拾い運動や登山者マナーの向上、また山小屋のゴミの削減と徹底した管理により、非常にゴミの少ない綺麗な山へと変わってきました。
山ではゴミは必ずお持ち帰りです。勿論、五合目にもゴミ箱はありません。
「物を売っておいて、何故ゴミ箱がないのか?」等の声も良く耳にしますが、それは街の常識です。山に入る以上、山のルールがある事をご理解下さい。
「登山道には捨てないけど、五合目の売店のトイレに大量のゴミをす捨てていく」そんな現状が富士山にはあります。
富士山だけではなく、人の心も綺麗でありたいものです。













