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東京大学大学院の学術研究論文で高い満足度が実証されました

東京大学大学院農学生命科学研究科山本清龍助教授による「富士山におけるガイド動向登山の形態と登山者の満足に関する研究」(*1)が発表されました。①ガイド同行登山への参加者の属性 ②満足度の観点からガイド同行登山の特性について明らかになりました。その結果、ガイド同行登山では女性が多く登頂率がやや高いこと、安心感の提供や解説が登山者の満足を高めていることが明らかとなりました。
*1 社団法人環境情報科学センター 環境情報科学論文集23 2009年11月(外部リンク)

登山形態別の満足度 の比較では、「ガイドなし」、「ガイド登山(一部同行)」、「ガイド登山(全部同行)」、「ごうりきエコツアー登山(全部同行)」の4形態の中で、「ごうりきエコツアー登山(全部同行)」が非常に高い満足度を得ました。

イドが同行する登山形態では、登山に関する指導助言、体験談や解説が満足度の向上に寄与し、加えて、ごうりきが実施するエコツアーでは参加者同士で良好な対人関係が構築されていることにも注目できます。
そのほか、民間企業が若手社員の研修の一環としてごうりきがプログラムの提供を行う例では、事前と事後の自己評価(2009年山本)から、相手の立場や意見を理解できるようになったことや新しいことに取り組む意欲が向上したことなど、登山を通して非日常から日常へ還元できる効果があったことも確認できました。(図2)

  • 引用文献/山本清龍 エコツーリズム協会「ECOツーリズム2010年Vol.13 富士登山におけるガイドの役割とその評価
  • やまもときよたつ/東京大学大学院農学生命科学研究科・助教。1973年高知県生まれ。専門領域は自然公園の管理・計画(造園学)、森林環境教育論(森林科学)。富士北麓エコツーリズム推進協議会委員など多数歴任。東京大学博士(農学)。2014年4月現在は岩手大学 農学部 共生環境課程・准教授。岩手大学HP(外部リンク)

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