山口県 山﨑裕子 様
富士山での素晴らしい体験を思い出すと、まだ目頭が熱くなります。このたびの「富士登山完全登頂ツアー」では本当にお世話になりました。
2度目の富士登山はぜひとも0合目から…と、このツアーを申し込んだものの、日がたつにつれて「本当に頑張り切れるかなぁ…」、「早まったかなぁ…」と不安な時も正直ありました。そのような中、ひろみ様から届く事前フォローメールにずいぶん助けられ「もう、やるっきゃない!」とツアーのしおりにあった体力づくりをこつこつ続けて、本番にのぞみました。
0合目から登ったので心配していた高山病の頭痛もなく、初日宿泊の七合目東洋館までは少し余裕があったのですが、夜間から強まった強風の音に「この強風の吹き付ける中を登るのか…」と恐怖心がつのり夜も眠れず、御来光を見ながらも不安がぬぐえない私。
しかし、そんな私に考える時間を与えてくださいました。
あそこで登る方向に一歩踏み出す決断ができたのは、初日10時間一緒に登ってきた中で感じた信頼感も大きかったように思います。
登っているうちに心配していた風も少し弱まってきて恐怖心も薄れてきました。体力的にも大変でしたが、一番苦しかった時に近藤さんの「気持ちが萎えたら動けなくなるから、ゆっくりでも一歩ずつ登ってください!」とのゲキに気合を入れられ、山頂にたどり着くことができました。
0合目でいただいた御朱印帳をザックに入れて一歩一歩登り続けて到達した山頂で、富士山本宮浅間大社奥宮の御朱印をいただけたときの感動はもう…女子マラソンの有森裕子さんが「初めて自分で自分をほめたいと思います」と言われた時の気持ちが少しわかったような気がしました。
保育園児のひよこのような可愛い登山隊、社員研修で富士登山を毎年されている社長さんとの語らい、頑張ったおかげでいろいろな出会いもありました。
0合目~山頂~0合目と2日半、二人の山行でしたが、どこか深いところで同じ匂いがして人生観や幸福感、家族のことまでいろいろなこと話しました。山の中では人は素直になりますね。
無事歩き通せて達成できた「富士登山完全登頂」。この素晴らしい時間をこれからの人生何度も思い出すことでしょう。
この富士登山の思い出と御朱印帳は私の宝物です。本当にありがとうございました。