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参加者の皆さまからの声:2022年8月21日ご出発 富士登山シャイニングツアー

東京都 髙橋様ご夫婦(写真:右から3人目、4日目)

御主人様より
貴重な経験をありがとうございました。

辛さのピークは、お鉢巡りでした。
空気の薄い頂上でお待ち頂くことになった方々へ無用なご負担を強いぬよう、なるはやでと思いつつも、一段ギアを上げたピッチと難関馬の背、そして平然と突き進む仲間の姿。それらを最後尾で眺めつつ、あっ、これはついていけないかもなと、1人立ち止まり。うーん、もうちょっと行けるかなと、少し歩き、しんどいとまた立ち止まり。前を歩く仲間の逞しい背中を動画に残そうかな。最初で最後の富士登山になったら、やり切らないと後悔するかな。これまで、もうちょっと頑張れたなって思うことあるしな。でも、下山は4時間半って言ってたから、まだフルマラソンが残ってるって感じか、えー!
最近、自分と向き合うことなかったなーと、不必要に頭を回転させてるうちに、いつしか辛さが消えていました。(魔法①)

下山中も、色んなことを考えていました。余裕あるペースで進んだ登りでしたが、もし、自分だけだったら、もっとハイペースで登っただろうし、そうなればこの脚の余力はあっただろうか。誰も高山病にならなくて、よかったな。
なぜ、登りでしんどそうだった仲間が、こんなにも楽しそうに下っているのだろうか。ペースも、休憩タイミングも、休憩時間も、近藤さんが後方をチラ見する感じも、規則性はなく、されど、その不規則に意味があるような気がしてくる。なぜ、属性もバックボーンも違う8人の仲間が、疲労もピークであろうこの終盤に、こんなにも一体感が生まれているのだろうか。自分の脚は疲労の向かう側までいっているのに、なぜ、おれは下りの方が得意だなとか考えちゃっているのだろうか。もう、チームに魔法がかけられているようでした。(魔法②)

そして、魔法の正体は、近藤さんのチームビルディングにあるのだと気付きました。近藤さんの言葉から多くの情報を得ましたが、どう消化し、どう行動という一歩に変えていくかは、自分に委ねられているようで、その心地良さは達成感をさらに高めてくれたように感じます。陰に陽に数々のオーガナイズがあったのだろうと思いますが、心当たりがあり過ぎて、言い尽くせません。

あれから、時間が経ちますが自分の心がどう反応するか、どう変化していくかを楽しんでいます。
3~4日は、しんどかったなー、もう2度と無理だろうなーとしか思ってなかったのに、5日後くらいから、この経験を活かせば、2回目は、もう少し楽になるのか。自分の意思で攻略法を組み立てられるかもしれない、そしたら、気づけなかったことにもっと気付けるかもしれない、ましてや、あのチームビルディングは日常生活に取り込める、と思う自分が生まれ始め、9日後、TVに映る近藤さんを観ながら、おれはこの人とあの時間を過ごしてきたんだ、楽しかったなー。ついこないだ、ここにいたんだよなー。0合目に行ってみたいなー。

そして今、富士山を登ってきたんじゃない、近藤山を登ってきたんだなって感じています(その意味では未登頂)。近藤さんと8人の仲間とで、一期一会の時を過ごしてきたのだ。
その中で、買い出し等の準備から帰宅するまでの全てが夫婦の協働作業として、新たな歴史を大きく積み上げ、なにより、随所に、妻の喜ぶ姿・笑顔が見れたことが宝物になりました。

キリないですが、最後に。理由はわかりませんが、自分は日本人であるという自覚レベルが、なんだか誇らしげに一段上がった気がしています。(魔法③)

感恩戴徳。

 

奥様より
富士登山においては大変沢山の学びをいただき、ありがとうございました。
近藤さんを通してプロのガイドとは、を考えさせられました。
参加者一人ひとりの力を抜きとして、予測し、チームの中のバランスを見る。それを踏まえて参加者一人一人の力を持って楽しめるように導いていただいたように感じました。ガイドってこういうことなのかなぁ。

いろいろな近藤さんの仕草や発言を思い出すとプロだなぁと言うところを改めて感じると共に、山という危険の伴う場所での考える力を養われたのでは!という成長も感じたりしてます。本当に参加して良かったなぁと感じました。
それぞれ年齢も身体能力も精神面も異なりますが、それぞれが、それぞれの力を出し切り、楽しめました。これは近藤さんのお導き!です。

最後に、私たちは、ごうりきのファンになりました。今度は樹海ツアーや星空も参加したいです!!

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