神奈川県 河村泰支 様
(写真左)
先日はお世話になりました。この1年間の小さな努力継続のお蔭か、「還暦までに富士山登頂!」と言う長年の目標を2年越しで達成することが出来ました。
ただ、努力が小さ過ぎたのか、九合目辺りから急に両太腿に痛みが出始め、お鉢巡り断念はもちろん、痛みに耐えながらの下山となってしまいました。
ご一緒頂いた素敵な母娘さんにはご迷惑をお掛けしたかもしれませんが、近藤さんの絶妙なペースコントロールで大過なく五合目に戻ることが出来ました。
昨年同様に今回も直前まで台風に振り回されましたが、結果的には昼夜とも素晴らしい天候に恵まれ、自然の創り出す様々な美しい風景に出会うことができ、また富士山で懸命に生きる小さな生き物たちとも時折触れ合いながらの清々しいツアーとなりました。
思えば、昨年の妻と一緒に富士山記念登山に挑戦するかどうかの検討開始、参加決断から山小屋でご来光を迎えるまでの日々、リタイア決断後の一緒の下山、妻に心配されながらの一人での今回の申込み、快調だなと思った直後からの足の痛み、山頂の鳥居に辿りついた時の安堵感と達成感、足の痛みを感じながら眺めた下山道での美しい風景、帰宅後に食べた妻の心のこもった手作り料理・・・。私にとって今年のツアーは、二度目の挑戦ではなく昨年から続く一つの挑戦の後半戦だったといった気持ちです。
昨年も強く感じましたが、富士山登山は登山の当日だけではなく、その前後の日々も含めた一連の過程だと思います。そして、その大切な過程において近藤さんのツアーにめぐり逢い、適切なアドバイスとペース調整のお陰で無事目標を果たせたこと、ツアー参加者や山小屋等の関係者と交流される姿を目にする機会があったことなどに深く感謝しております。
「富士山は日々の努力をちゃんと認めてくれた。でも費やした努力以上のものを与えてくれる程には甘く優しくはなかった。『また何時でもおいで…』、そんな声がどこからか聞こえたような気がした。」 ・・・そんな心境です。
次は、2番目の目標であった故郷の四国八十八か所歩き遍路に5~6年かけて挑戦し、無事結願のあかつきには再度富士山に登り、お鉢巡りも果せたらと思っております。その際には是非また参加させて頂きたいと思います。
末筆になりますが、お二人の益々のご活躍とご健勝を心より祈念しております。
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>河村様は2017年の富士登山シャイニングツアーへもご参加頂きました。その際に御寄せ頂きましたご感想はこちら